2013年06月02日

大神社展に行ってきました

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期限が迫っていた上野にある東京国立博物館の「大神社展」へ行ってきました。
国宝や重要文化財がごろごろしている全国の神社の神像、宝物が集結する歴史好きには堪らない催し。
開催前から相方に行こう行こう!と言い続けていた割には、ようやく行くことができました(>_<)

残念ながら一番見たかった七支刀(しちしとう)は上半期だけの展示で、既に石神神社に還されていましたが、それでも見たかった文化財を目の当たりにして、十二分に堪能させてもらいました。

神社の祭祀に使用された鏡台や織物、宝物入れ、弓や矢尻、古の歴史を理解する一級品の歴史資料である古事記・日本書紀や延喜式、絵巻、鎧、刀などの武具、そして神像などの彫刻・・・。
もはや息をするのを忘れるような至福の時間でした。

すべて素晴らしかったですがその中でも・・・

■三角縁神獣鏡 古墳時代(4-5世紀) 福岡宗像大社 【国宝】
 銅鏡の一種で諸説ありますが邪馬台国卑弥呼に関係する鏡ではないかと言われています。
 鏡面に施された神獣の文様が見事でした・・・。

■日本書紀巻第一上神代上 南北朝時代永和元年 愛知熱田神宮 【重要文化財】
 日本の国作りの歴史が神代から歴代天皇の順に記述された一級品歴史資料の写本。
 伊邪那岐、伊弉冉の国作りの部分が記載されている部分をなんとか見つけ感動する・・・。

■延喜式神名帳 平安時代11世紀 東京国立博物館 【国宝】
 各地の神社名が記述された一級品歴史資料。
 多摩地域を見たかったのですが、残念ながら三重・愛知あたりが開かれていました。

■春日権現験記絵巻 鎌倉時代 宮内庁三の丸尚蔵館 
 春日大社に行幸する白河上皇とその周囲の風景が描かれた絵巻。
 当時の衣装がよく分かり、人物の動きも見事に描かれていました。

■豊国祭礼図屏風 江戸時代 京都豊国神社 【重要文化財】
 豊臣秀吉七回忌の祭礼を主題に描かれた屏風絵。
 金色を背景に騎馬行列、踊る人々が見事に描かれ、その豪華さに圧倒されました。

■直刀黒漆平文太刀 平安時代 茨木鹿島神社 【国宝】
 大国主の国譲りに貢献した武甕槌大神(タケミカヅチ)を祭神とする鹿島神社に収蔵される宝刀。
 とても大きな直刀。こんなん誰が振り下ろせるのか?!という品。武神として名高いタケミカヅチならでは?

■後鳥羽天皇宸翰御手印置文(ごとばてんのうしんかんおていんおきぶみ)鎌倉 大阪水無瀬神宮【国宝】
 承久の乱で敗れ配流された後鳥羽天皇が配流先で近臣にあてた置文。これを書いた十三日後に天皇は崩御。
 文の真ん中には天皇の手印があり、不遇の中死んでいく後鳥羽天皇の強い思いが込められた品。


展示を見に来る人たちの年齢層は本当にばらばらでした。
特に若い人たちの中には、歴史を勉強しているのかノート片手に必死でメモを書いている人もいました。
古を紡いでいる神社という存在は、日本にとって貴重な場所(神域)だということを実感しました。

素晴らしい展示をありがとうございました。

posted by がね〜しゃ at 13:45| Comment(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
歴史的、美術的価値のある名品の数々に、
歴史の証人にとっては目を見張るようでしたか。
羨ましい限りです。
Posted by 北国 at 2013年06月06日 11:13
日本史で勉強したものがそのまま目の前で見ることができて、感動してしまいました。
たくさんの古代史ファンとみられる方々がいました( ̄▽ ̄)
Posted by がね〜しゃ at 2013年06月08日 12:50
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